きびだんご きび団子

お問い合わせ/つるの玉子本舗

時代を越えて受け継ぐ職人の魂

つるの玉子本舗のホームページをご覧頂き、誠にありがとうございます。

つるの玉子本舗は、岡山領主池田家の御用菓子司「加喜屋」で和菓子職人として修行していた下山治四郎が、「つるの玉子」という斬新な創作菓子を開発して、明治20年に独立、創業した老舗の菓子舗です。「つるの玉子」は当時珍しかったマシュマロを和菓子と融合させた和洋折衷の全く新しい菓子であり、ハイカラなお菓子として明治の時代に一世を風靡しました。

その後、戦争による空襲で一度は店舗もろとも焼失してしまいましたが、幸いにも初代の秘伝の菓子帳を守り抜いた二代目下山真寿次により、戦後つるの玉子が再び蘇ったのです。

当店は、創業以来、126年に渡って岡山駅前の桃太郎大通りに店を構え、明治の食文化遺産ともいえる銘菓「つるの玉子」を守り続けております。「つるの玉子」という創意工夫溢れるお菓子を考案した創業者の精神は今も健在であり、当店は洋風煎餅の「米のなる木」など和洋折衷のオリジナル菓子の製造、開発に力を入れています。

安全を第一にという創業者の教えを頑なに守り、合成着色料、防腐剤などは一切使っておりません。水もFFCテクノロジーによる活水器を導入して最高の水を使用しています。もちろん、原材料も可能な限り上質なものを探し求めています。そのため、派手な色使いのお菓子などはありませんが、どなたにも安心して召し上がっていただける誠実なお菓子を丹精込めて作っています。

いずれにしましても、常に我々が胸に刻んでいるのは、当店の歴史を支えてきた職人たちの魂です。時代が変わっても、変わらぬ誠実な心で良心的なお菓子作りを続けてゆきます。

これからも、何卒宜しくお願いいたします。

『つるの玉子本舗』四代目店主